夜勤の有無それぞれの仕事内容

介護職として働く際の仕事内容は、施設形態によって異なります。さらに細かく分けると7種類以上もの働き方がありますが、今回は夜勤の有無で2つに大別して紹介します。まず、夜勤がないパターンの介護職の働き方です。施設形態でいうとデイサービスが該当します。こちらの1日の動き方としては、はじめにご利用者の方の受け入れから始まります。自分で施設まで足を運ぶことが難しいご利用者の方に対しては車での送迎業務から始まります。次に午前中のバイタルチェックを行い、利用者一人一人の健康状態を確認します。次に午前中のレクリエーションを行います。簡単な体操や工作、歌謡曲をみんなで歌う等がよく行われています。そしてお昼になると昼食の時間になり、食事介助を行います。その後午後の入浴や再度レクリエーションなどを行い、夕方には再度送迎業務に従事します。その後、その日の記録をまとめて1日の業務は終了となります。

次に夜勤有りの場合の働き方です。夜勤がある場合は、高齢者の方が施設に住んでいる場合がほとんどですので、1日の始まりは、夜勤を行った介護職からの申し送りから始まります。その後、日勤帯の業務をこなし、夕食の準備が始まります。また、施設に入居している高齢者の方は咀嚼機能や嚥下機能が低下している方もいるので、食事介助を行います。そして、最後に夜間の定期的な見回りと、利用者の方からのコール対応、申し送り資料の作成を行い業務終了となります。